AGGT ってなに⁉️
人間は、二本足で立って生きています。重たい頭を一番上に据えて、眼(視野)を水平に保つという、相当に難しいことを、一生涯やり続けています。
立っている人間を【一本の硬い樹木】だと考えると、かかとの部分が少しズレただけで、眼の位置が左右に大きくズレてしまうことは、簡単な計算式でわかります(剛性モデル)。
けれど、人間は、しなやかに、したたかに、その物理計算から弾き出される数値を、一定の範囲内に封じ込めます。
そのために、かかと、足首、膝、股関節、仙腸関節、背骨の胸椎七番、頚椎と胸椎の移行部といった、力の集中しやすい大切な部位で、筋肉や靭帯たちとともに、圧力を吸収し、分散させています。眼の位置を水平に保つという、たった一つの目的のために、あちこちに無理な歪みを作りながらも、身体は、常にバランスを保ち続けているのです(代償モデル)。
その無理が重なると、やがて、痛みが出てくることがあります。歪みがある限度を超えると、骨や靭帯、筋肉に、故障や破綻が起こることもあります。
それでも、これは、身体の欠陥ではありません。眼の位置を水平に保とうとする、究極の身体の仕組みであり、自然な働きなのです。直す道が、いくつもあるからこそ、人は、どこかが傾いても、倒れずにいられる。数えきれないほど精巧であることの、何よりの証しなのです。
AGGTは、かかとから頭までの二本の軸 ── 上から下向きの重力と、下から上向きの抗重力 ── が、いま、どれだけ重なっているのかを観察する、測定システムです。
人体の中で、特に圧力のかかりやすい部分の、前後左右の傾きやねじれを、数値と図にします。世界にただ一つの、あなた自身の代償のパターンを解析して、いま、どこに負担が集まっているのかを観察する。そして、どうすれば楽になれそうかを、ご本人と一緒に考えていくための、身体バランス測定システムなのです。
AGGT 天空の目プロジェクト誕生秘話
−AIと人間の協働−
踵(かかと)の観察から始まる、ささやかな航海の記録です。一人の鍼灸マッサージ師とAIたちが二〇二六年の春に出会った、ひとつのものさしの物語を、一話ずつ書いています。2026年という時代に起きた、AIと人間の協働も大きなテーマです。
noteで読む →📖 AGGTとは
プロジェクトの理念と科学的背景についてご紹介します。
もっと知る →🌌 AGGTを支える科学
重力と抗重力の交差点、そして分子から人体までの先人たちが指し示す方向。AGGTの理論的な土台を、出典とともにお話しします。
深く知る →🏡 17年間、週に3回会い続けている人のこと
訪問マッサージという仕事を通じて、ひとりの人とずっと一緒に歩いてきました。その中で生まれた、ものさしの話です。
読んでみる →🌱 はじめての方へ
なぜ「かかと」を測るのか。あなたのからだが書いている物語を、やさしい言葉で。
物語を読む →🛠 ツールの使い方
6つの道具と、それぞれの役割。撮影の作法から解析まで、実務の流れを整理します。
くわしく見る →🦶 さっそく測る(β版)
スマートフォンで、数分で測れます。無料・登録不要。
※現在ベータ版です。測定精度を検証している段階です。